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No.178
2011/06/27 (Mon) 05:28:55

[ 洋画 ]

クリント・イーストウッドがすっごいじいちゃんになったなぁ。


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まず言いたい事は。
最近の若者、プラスその親、なってねーぜ!! って事。

いや、別に「最近の若者どうなの?」っていうような映画じゃないんだけども。
だってさ、祖母の葬式で、へそ出しってどうなんの? あと十字架切るとこで、笑い取るとかどうなの? で、ゲームしてるとかあり? 不謹慎にも程があるが、その親も咎める所か、「今時の子供がヘソ出してるのは当たり前」的発言、頭おかしいんじゃないかと思う。「早く帰りたい」とかほざいてるけど、もうむしろ最初から来てくれるな、って感じだ。
最近、とか今時、で許される問題とそうじゃないものがあると思う。どんな格好してようがどんな趣味をもっていようが好きにすればいいけれど、礼儀と作法って大事だよね。うん。
と、しばらくその部分に憤りを感じ、クリント演じるウォルト爺に共感しているだけでした。

内容としては、遠くに居る家族より近くの隣人、という感じ。家族に疎まれ疎遠になっていくのと反対に、隣人との友情というか親愛を育んでいく。ウォルトが段々と心を開いていく様が、現実感があり過ぎでした。

あと神父がいい味出してるんだ。
床屋のイタリア人とかもね。

タオという名の隣人の青年は、はっきり言って食指のむかない顔(なちの映画を見る基準がここだったりする、正直な話。失礼だけど)で、その髪型が気になってしかたなかった。
ていうか、胸トキメク様なイケメンはいなかった――のがちょっと残念なとこ。

最後の最後、悪童共をどうする気だろう、と思ったのだけれど。
その終わり方が抜群でした。
何ていうか、どうしてそうなるの、という気持ちと、流石、という気持ちが入り混じる。どうしようもない悪童なんだからスカっと殺しちゃって(物騒!!)という感情と、人を殺すという行為に並々ならぬ想いを抱くウォルトならではの天晴れなやり方、と賞賛したい気持ち。
でもそれが幸せな解決なのか、と言われれば全くそんな事はなくて。
その、完全なるハッピーエンドにはなり得ない終幕が、とてつもなく重く語りかけてくる気がします。

その語りかけてくる、【何か】は、ぜひ見て確かめて欲しいものです。

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