No.118
2010/06/23 (Wed) 23:59:44
借りたい借りたい思っていて、やっと借りられました。
最後のヒトラー暗殺計画……っていうか今までの何度もの暗殺計画が未遂に終わっているって、ヒトラー強運過ぎるんじゃないだろうか。
トム・クルーズの眼帯が兎に角格好良かった!!
あと、あのナチスの軍服ね! 濃いグリーンで横に赤いラインの入ったアレ、素敵。アメリカ海軍の白い制服とか、警官のアレとか、もうスーツでも萌えますけれども、私ナチスのあれが最高に好きです。うっかり制服だけ見て、物語の展開が分からなくなってたり(笑)そして巻き戻してみたりしてました。
あとトムの部下の中尉役の人が、何かちょっと挙動不審というか……お前裏切るんじゃないだろうな、な雰囲気を醸してる気がして注視していたんですが(格好も良い)、要所要所でトムを庇っているし、最後の銃殺される所なんてトムの前に飛び出したりなんかして、ちょ、もう、忠実な人じゃないか!!!と、感動しました。
あとなんか、チラホラ見たことある役者さんが紛れてた気がするんだ……。名前わかんない(もう何時ものことだ)けど将軍風の人は「ローマ」ってドラマの毎回広場で事件の報告をするおっちゃんと同じ人だったと思ったし、ヒトラーの忠臣みたいな小柄な人は、「パイレーツカリビアン」の2・3作目に海軍の方で出てた人だと思うんだよね!! だからなんか、知ってる人――という事で、ちょっとしか出てないその二人には格段の愛着を持ちました。
――作戦は、概ね上手くいっていて――ちょっとした事が積み重なって失敗に至ったというか……やはりヒトラー強運過ぎじゃね?という他ない気がします。
最終的に誰にも殺されずに自殺っていうのがさ、なんか勝ち逃げって感じ。いや、そういうものじゃないけど。
大佐の若干の挙動不審さとか、前の戦の傷が祟って爆弾の威力が半減してたとか、爆弾入り鞄の位置が若干ずれたとか、将軍が保身の為に躊躇った結果、ベルリン制圧開始が遅くなったとか。ヒトラーからの連絡が入った時にすでに制圧されていれば違ったかもしれませんね。
そしてトム達大佐ら反逆者を生かして捕らえろと命じたヒトラー……ヒトラーの眼前に突き立たされる前に銃殺されてしまうわけですが、そこで生かされたままだったらどうなったのだろう…。
あるいは、ヒムラー暗殺の欲まで出さずヒトラーだけで満足して、一番最初に作戦を決行していたら……。
何にせよ見ごたえのある映画でした。まる。
……あ、最後に。
死んだと思われたトムの家族が生きていて、奥さんが2006年まで生きてたという補足には驚きました(笑)ってことは息子はまだ生きてるのか??
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