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No.4
2009/05/22 (Fri) 23:49:15

「いつもどうやってお話を考えているのか」という質問を拍手で頂いたので、何となく語ってみる。
多分相当長いです。

ネタばれ的なものもあるかもしれない……。


私は物語を考える時、キャラとか設定とか世界観の前にまず、タイトルから考える。
というか直感とか何かを切欠にして、タイトルっぽい一文を思いつくと、それに合わせて話を作る。
しかもタイトル自体の響きとかテンポを重要視する。

例えばWitch Huningも、設定より先にこのタイトルを気に入って。
直訳→魔女狩り=魔女は当然出る。魔女と言えば黒ローブだ。そしてファンタジー中世(イメージ)っぽい。中世と言えば騎士だ。そんでヨーローッパとかそっち風だ。
となった。
それから、魔女って猫を連れてるイメージがある。猫=使い魔。使い魔って言ったら悪魔? 
悪魔っていったら地獄→が地中現という地の下っぽい異世界になった。
私の中の魔女のイメージが不思議な術を使う=魔法=何となく精霊的な……という事で精霊が出てくる。
そして魔女と使い魔と騎士が出るなら戦争ものがいいな、というのは多分その時はまってた漫画とかそんなのの影響です。
そんな感じの所からだいたいの主要キャラと話の流れと、世界観が出来て。

この後にサブタイトル

適当に合いそうなタイトルをまた考える。候補は三十くらい出て、これを並び替えたり削ったり代えたりしていたら最終的に十三個になった。――ので十三話終了予定にして。(この時点では何も決まってない)
で、何かやたら薔薇って言葉が出てくるので、単純に薔薇=主人公=ローズとなって。

第二章 薔薇の蕾は木の上で→の話は、薔薇=ローズが木の上に住む。そして蕾=未熟、未成熟ってイメージで見習い魔女っていう状態になる。

第五章 炎と刃と微笑みを→ちょっと物騒な感じがした。ので戦争が始まる感じの部分に使おうとなる。炎から色々イメージを膨らませた所「炎の魔女」という人が出てきて、この人が魔女の長という形になって、この人を際立たせる為に王の側近という役職が生まれて、で王国を巻き込んでの戦争になって、魔女狩りというからには魔女は疎まれていて、でもただ疎まれるんじゃ何かやりきれないので影の支配者的立場になって。

第三章 王国の魔女と傍らの猫→で、章としてはコッチの方が「炎と刃~」より先なんですが、話の中身は「炎~」の方が先に出来てた。調度炎の魔女が王国の魔女、その使い魔=傍らの猫、でいいイメージだなとなって。魔女の階級が出来て。それに合わせて使い魔にも何となく階級が出来て。それで主人公と接点を持たせて。再会した目的永遠の魔女が生まれて。

第六話 魔女狩り、第七話 滅びの刻、第八話 反逆の徒→完全に戦争真っ只中な内容を考え、魔女は全滅、だけどこれで終われない。主人公一人生き延び、彼女の復讐=戦争再発。それを助ける為に騎士、他国が出てきたり。

最終話 ウィッチローズに花束を→予定。最後は薔薇を全面に押し出すイメージがあった。


白頭 → 白い頭の人が主人公。白い頭=異能みたいなイメージ。そのままじゃ捻りも無いナァと思ってた溶きに「百頭」という単語を思い浮かべ。百の頭、単純に百人のかしら。そこから妖怪とか異形の長ってなった。


24DOOL → 単純に24人の人形。短編連作的な。何か共通点を作ろう→同じ人形師が作った。違う点→一体一体に込められた願いがある=人形師は何か天才だけど不遇の人とか。→24の心。感情……を探す物語。……自分探しだ!!となった。

そんなこんなで、タイトルから連想しこじつけ、世界観・キャラが出来上がっていくというのが創作過程です。


お題とかタイトルが決まっているものも、お題のイメージで何となく恋愛だ、悲恋だ、ファンタジーだ、黒だ、和だ、とか決めて。


あとOMC関係も、最初に適当に思いついた言葉を並べて、組み合わせてみたり、あるいは直感で出して。
「青春の必然」 青春=学生、青々しい時代 学生時代の必然=恋愛。で恋愛話にしようと考える。で何か適当に考えていたら「謳歌したいのが恋愛?」というセリフが思いつく。そこから恋愛を謳歌したい=出来ない=出来なかった=死んでしまった=幽霊になっても恋愛したい=故に地縛霊=草間武彦なら多分脅されたら楽しい=PCに一目ぼれした霊に脅された武彦に、一日デートを依頼される。

何か連想ゲームちっくですが、そんな風にして創作が始まります。常にこうです。



……やっぱり無駄に長くなってしまいました!
自分でこうやって説明してるのも、何か「そうそう!」って改めて思う所があって、それがちょっと楽しくて、長々と書いちゃいました。
ご勘弁を!

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