No.160
2011/04/08 (Fri) 04:46:15
音楽家とか芸術家の映画って、あまりオチがない――と思うんですが、苦悩っぷりとか崩壊っぷりとか、人間らしさが満載で好きです。
起承転結っていう程のしっかりとした展開がアクションとかファンタジー程ないので、単調なのが玉に瑕ですがね。
っていうか私の理解力がないだけかもしれないんですけど、あれ、これで終わりと思わざるえない。
あれ、子供三人いたよな? 最後、あと二人どうしてんだ? という不思議。せっかくだし家族みんなで抱き合おうじゃないか!!とかさ。思っちゃったりするわけで。
でも出自はアレだけど、周りに恵まれているなと思います。現実はドロドロだったかもしれないけれど、少なくとも映画の中では。
才能ある人に師事出来て、いい家にも住めて、ちゃんとピアノ弾きとして認められて――作曲家としては悩んだ人生だったんでしょうが。色々思惑あってでもいい友人も居て、何より深く見守ってくれる奥さんがいて。
何よりなちの創作意欲を刺激してくれたので、◎。
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